高江洲酒販の　　　　　　　　　　泡盛じょーほー局

  

泡盛と、ひとくちに言ってもそのカテゴリーは実にバラエティーにとんでいて度数も２０度前後のマイルドタイプから60度（酒税法上正確には泡盛は46度未満、それ以上は原料用アルコールと表記する）、熟成年数も新酒から30年、40年モノまでと実に多種にわたっています。
当然その価格も「ピンキリ」です。一般には25度、30度の新酒７２０ｍｌで600円～1000円前後（県内価格）。これに古酒がブレンドされる事によって価格が上がってきます。40度以上になると熟成年数も幅広くなってきますのでその価格は、まさに「ピンキリ」です。
10年古酒となると安くても3000円以上、15年、18年、20年と熟成された泡盛は5000円～10000円前後、中には数万円というのもあります。
必ずしも同じ容量、度数、熟成が一緒だからといって同じ様な価格帯とは限りません。
そこは酒造所さんの色々な事情があるかと思いますが、これからの業界の課題のひとつでしょうね。
入手しにくい泡盛に破格のプレミアが付くのも問題アリ。

本土の焼酎に比べて若干価格が安いのは復帰特別措置法のおかげ。それも来年の春に終了という事ですが、そこからが本当の泡盛業界の正念場です。


ショップはこちら　泡盛ネットショップオキナワ
http://awamori-okinawa.ocnk.net/  

プロ野球春期キャンプ真っ只中ですが、いよいよ2月20日より読売ジャイアンツの那覇キャンプがスタートします。
そこで那覇市内の泡盛蔵元7箇所が結集しつくられたのが、この泡盛なのです。つまり7蔵元のブレンド酒。沖縄の海、空を連想させるブルーのボトルに「エイサーを踊るジャビットくん」のラベルです。

泡盛ファンでジャイアンツファンには、たまらない商品ですね。

当店店舗、ネット（下記）にて好評発売中

http://awamori-okinawa.ocnk.net/product-group/34
  

普段、愛飲されている泡盛のラベルも実に様々な図柄があります。古酒甕や稲穂など泡盛を連想させる物や首里城や守礼門など沖縄っぽい図柄などもあります。
動植物をモチーフにした物も色々とあり、桜や松、芭蕉布、ゆり、ヤンバルクイナや与那国馬、ヨナグニサン（蛾）、シーサー？龍？などがあります。
さて縁起物でよく使われる「鶴と亀」ですが、ここで紹介するこの４つのラベルの鶴。はたして銘柄は？  

去る1月20日、忠孝蔵の落成式に行ってきました。
以前から広大な敷地に工場、木造の貯蔵庫、独自の南蛮甕の工房を持つ忠孝酒造さん。昔ながらの「しー汁」を使用してみたりマンゴー酵母を使った酒造りをいち早く取り入れたのも忠孝酒造さん。泡盛好きの心をくすぐる素敵な酒造所です。

忠孝蔵さんで注目したのは、１階の奥にあるミニ蒸留機と蒸し機。本島の酒造所では珍しい地釜式蒸留機です。約１２０ｋｇの蒸し米を蒸留することができると聞きました。できた泡盛は新商品として売り出すそうです。
もうひとつは、地下にある貯蔵庫。数万本の一升瓶を保管できるとのこと。冬場は常温での管理、夏場は空調を効かしての管理になると言っていました。

お土産にマンゴー酵母使用の忠孝44度をいただきました。10年くらいしてから開けましょうか。忠孝さんありがとうございました。


泡盛の女王のお二人も花を添えておられました。
「う～ん！お二人のお酌でクースを飲んでみたい！！」